爽やかに本場所や地方場所で雰囲気を高める力士のぼりは、明治の終わりに国技館が開館するとともに一時姿を消すことになりましたが、戦後再び登場し、現在も相撲気分をふくらませており、最高位の力士や大関だけでなく、立ち行司、呼出、力士の髷結、相撲部屋名ののぼりも出ております。
せっかくのぼりを特注するのだから若干高くても全部カラーでしてもらおうと言う思いはNOです。極端に言うと、白色に黒の文字だけののぼりは見る人に強烈なイメージを与える場合もあります。値段さえかければよい物が出来るかと言うとそうではないのです。第一義は目立つ事。それが鉄則です。
のぼりの長所は小さな土地を上手に使える事です。大人の背丈よりやや高めののぼりでも、スタンドのサイズは40センチ位です。そんな所さえあれば簡単に飾ることが可能です。無論、スペースが広ければ複数本立てることが可能で、高い広告効果を得られます。

戦国の世をテーマにした屏風などを覗くと、自分の軍勢と敵の軍を見分ける用途や自分の手柄をアピールするようにのぼり旗を持って参戦していた姿が捉えられ、武田信玄の「風鈴火山」、上杉軍の「毘沙門天」、真田軍の六門連銭など印象的なのぼりも見られ、のぼりには気概が表れます。
ミニサイズののぼりは10cm×30cmもしくは10cm×360cm、あるいは長辺と短辺のバランスが違うものと小さいのぼりで、会計場所や案内、入口など狭い場所や、磁石を合体させて扉など水平でない場所にも付けることができ、コンパクトな大きさを利用した仕事で使えます。
展示会で使うのぼりは、のぼりの専門店で作ることが可能となります。近頃はいろいろなお店で特別注文ののぼりを提供していて、パソコンで検索すると安く注文できるお店もいろいろあるので、たくさんの情報を探してみることを推奨します。

平安時代ののぼりと言うと軍の家紋程度しか示されていませんでしたが、近年ののぼりはさまざまな使途で利用されるため、デザインも非常にたくさんあります。スーパーなどの開店ののぼりや相撲ののぼり、そして、デモ隊が持つのぼりなど、それぞれ見た人にコマーシャル効果を与える工夫が入っています。
普段なじみがないけれどたまには入ってみたかったスーパーに、「本日○%オフ」のぼりが立っていたら、この機会を活かしてこの店で買おうかと踏み切る契機に使え、「お肉の日」「加工品の日」など目指す商品ののぼりが出ていたらそのスーパーに即入店したくなり、12時前後に「日替わりお弁当」というのぼりを見れば、昼食が即決します。